ペルー驚きのクイ料理(cuy chactado)

南米に生息するネズミであり、
ペルー料理の食材としても有名な動物と言えば
そう「クイ(Cuy)」です。

ペルーの料理をあれこれ調べていると、ハッと
目に止まり忘れられなくなるのが
「cuy chactado(クイ・チャクタード)」
クイの丸焼き料理です。

★閲覧注意★
下記の記事にはクイの丸焼き(料理)の写真が掲載されています。

クイ(テンジクネズミ)概要

可愛いクイ

クイは正式名称を「テンジクネズミ」と言います。
天竺は一切関係ないのに、この名前というのが
なんとも不思議な気がします。
クイと呼ばれるのはその鳴き声にあり、
「クイクイ」と鳴くからだそうです。

その姿はねずみというより、どちらかというと
ハムスターに近いもので、とても可愛らしく
鳴き声も特徴があり可愛いのでペットとして
飼われていることも多いです。
日本の動物園でもテンジクネズミを観られるところは
上野動物園等いくつかあります。

わかりやすい特徴は前歯が黄色いことで、
性格は臆病です。

クイつまりテンジクネズミはモルモットの原種
であるとされています。クイの生息地帯は
南米(ペルー、コロンビア、ボリビア、アルゼンチン等)
です。

アンデスの民とクイ

クイは愛らしいペットとしてだけの存在ではありません。

標高1200mの山の岩地や断崖の付近に生息する
クイはアンデス山脈の高地では、貴重なタンパク源で
あり昔からその地方の人々に食用として食べられてきました。
確かにそんな高い山で生きる動物は他に少なそうですから
可愛いくて食べられない!などとは言ってられません。

ネズミと言ってもクイの写真を見ればわかるように、
意外に胴体が長くて大きいので食べられる部分も多そう
ですが、実際にはやはり思ったほどは食べるところは
少ないです。

ペルーのクイ料理cuy chactado(クイ・チャクタード)

 

クイ料理

現在もペルーの名物料理
(クイを開いて丸ごと揚げたアンデス料理)として
様々なレストランでクイ・チャクタードを食べることができます。
勿論首都リマのレストランでもクイ・チャクタード
を取り扱っているお店は色々あります。
お値段はレストランによりますが、だいたい
大体50ソル(¥1.850)ほどです。

ペルーの田舎の人にとってはクイ・チャクタードは
誕生日やお祭りお祝いの際など特別な日の
メニューとして皆で食べるものになっています。
また、ペルー人なら誰でもクイを食べれるか
というとそうではないようです。
動物が好きでこんな可愛いモルモットは食べれない
という方も実際にはいます。

日本では残念ながら輸入の問題でクイ料理を
出している店は無いようです。
韓国にも「クイ」という焼き物の料理があるらしいですが、
ペルーのクイは関係なく全く別物だそうです。
ですので、折角ペルーへ来たもののいざ
可愛いクイを食べるのは(しかも丸焼き)躊躇
してしまい、日本へ帰ってきてやはり食べて
みたくなった!と思っても手遅れです。
ペルーでご興味があるのでしたら是非その場で
チャレンジしてみることをオススメします。

気になるクイ料理の味は?

cuy

クイの肉の味は鶏肉やカエルやウサギに似ています。
特に臭みもないですし、クイの丸焼きを目の前に
しなければ普通の肉としてすんなり食べてしまえます。
クイ・チャクタードは本当に一匹まるまる出てくる
店が殆どですので何人かで食べてみるのがオススメです。
またクスコ周辺では屋台でクイを出しているところも
ありますが、レストランや家庭で料理された
新鮮なクイ料理の方が断然味が良いです。
屋台の味にはばらつきがありますし、本当にクイ料理を
楽しみたいのならレストランでいただきましょう。

最後に

ペルー料理は何もクイだけではないです。
他にも沢山美味しい料理がありますので、
無理にクイ・チャクタードを食べる必要はありませんが
何と言っても見た目のインパクトが最強なので
そういう意味では旅の良い思い出になるメニューかも
知れません。一度は体験してみたいという方は
是非試してみてください。


中南米・ラテン 旅の情報