インカの香りを色濃く残すクスコの「ロレト通り」とは

南米ペルーのクスコにはロレト通り(loreto)という名の
有名な通りがあります。有名といっても何も知らず
ぱっと見ただけではただの細い路地にしか見えません。
しかし、インカ時代の香りを強く残すこの通りを
歩かずしてクスコの観光はできません!

 

ロレト通り(loreto)の位置

南米ペルーの街クスコのアルマス広場からすぐのところには
サンタ・カタリーナ修道院、そして
ラ・コンパニーア・デ・ヘデス教会が
静かに建っています。
この修道院と教会の間をまっすぐと走っている
石畳の狭い路地こそ、最もインカ時代の様子を
残していると言われる通りなのです。

 

ロレト通り石組みの壁

石組みの壁

きれいに、きちんと、ていねいに、並べられ
積み上げられた見事な石組の壁がおよそ
200メートルにも伸び続いています。

その石の並びの恐ろしい程の正確さは
壁の前に立てば一目瞭然にわかります。

この驚くべき精巧さの石壁こそが、
インカの象徴の1つであり、現代もなお
人々を魅了する高い技術力となっています。

 

インティ・キジュ「太陽へと向かう道」

ロレト通り

この石垣の道ロレト通りはインカの時代、インティ・キジュ
という名でした。インティ・キジュは(太陽へと向かう道)
という意味のケチュア語です。当時その道は名前のとおり
太陽の神殿コリカンチャに向かってのびていたのです。
残念ながら現在はそのコリカンチャを見ることは叶いません。
当時は道の左側に太陽の処女の館右側にはワイナ・カッパクの宮殿があり、
太陽という神に向かうこの道自体も神聖視され神々しい存在であったのだと思います。

 

まとめ

何も知らなければ、何も思わなければ
ロレト通りは本当にただの道で
終わってしまうでしょう。

しかし、前の記事、クスコの歴史に出て来たように
インカの街はスペインの侵略によりその大部分が
破壊されてしまいました。

そんななかで、インカの香りを存分に含む
貴重なこの通りに静かに立ち、ゆっくりと石組みの壁や
石畳を眺めれば、本当の意味で歴史の重みやインカの
趣きを味わうことができるはずです。
クスコの街にはロレト通りを初め色々な通りで
インカの石組みをみることができるので、
ちょっと注意して歩いてみてくださいね。

 

おまけ:ロレトホテル

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ロレト通りの間には、その名もロレトホテルという宿泊所があります。
クスコのシックな石垣でデザインされた素敵な客室がとても魅力的です。
筆者は泊まったことは無いのですが、
クスコで一度は泊まって見たいホテルの1つです。


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