なぜマチュピチュはあんな場所に?天空都市の謎

ペルーを知らない人でも「マチュピチュ」
という言葉は聞いたことがあるかも知れません。
「マチュピチュ」は今や日本人が最も行きたい
海外の観光地の一つとして高い人気のある場所です。
そこでマチュピチュの概要を記載し、1つの謎について
考察してみました。

1.マチュピチュMachu Picchuとは何?

15世紀に南米ペルーで栄えたインカ帝国の都市
であるマチュピチュは「Machu Picchu」と表記し
「高い峰」という意味を持ちます。その名の通り
マチュピチュ遺跡はペルーのウルバンバという
渓谷の高い山に存在します。
それがどのような遺跡であるかは、写真をご覧いただくとその
特徴がよくわかると思います。

マチュピチュ ペルー

世界の数ある歴史の中でもこんな空に手が届くような
高い山の上に1つの都市を築きあげた話はほとんど
きいたことがありません。最近は日本のテレビ番組でも
特集としてとりあげられていますが、そこではよく
「ラピュタのよう」と表現されています。
マチュピチュは通称“天空都市”と呼ばれています。

また、マチュピチュとは孤立した遺跡ではなく、山の中に通じる
インカ道からビルカバンバやウルバンバ等たくさんの遺跡と
つながっている事がわかっています。

2.どうしてこんな場所にあるの?

しかし、どうしてマチュピチュはこんな急斜面の山の上に
作られたのでしょうか?そのほうが見晴らしが良いから?
まさかそれだけの理由で作られたとは考えにくいです。

マチュピチュがこんな場所に建てらてた理由として一番に
考えられるのは、強固な「砦」の中で暮らしたかったから。
断崖絶壁、外界との行き来は困難、これはつまり敵からの
攻撃や侵略を受けにくい鉄壁の砦と言えるのです。
スペインの侵略から免れる為という説もあります。
マチュピチュは都市といっても、人口は1000人に満たない
ほどしか暮らせる規模ではありません。そんな少数部族が
他者からの攻撃を避けるには、確かにこの環境は最高です。

また、マチュピチュはインカ帝国において大切な
宗教施設であったと考えられています。その
インカ帝国が神として崇め奉っていたのは「太陽神」です。
インカには太陽神に使える娘アクリャがいました。
アクリャは太陽の処女とう意味です。

マチュピチュ 太陽神 

マチュピチュにはアクリャの中でも選ばれた者が
集められていたと言います。それほどにマチュピチュは
神に尽くす特別に神聖で崇高な場所であったと考えられます。
そして、太陽の神を崇める施設であるならば少しでも空と太陽
の側に建設したいと思うのは自然な事なのです。

ですが、これらの説はまだはっきりと解明されている
わけではありません。他にも皇帝の御用邸だったとか、
インカの神話の物語を再現しているとか、
様々な学者がこうであろうああであろうと色んな説を
といており、これはその一部に過ぎません。
全てはまだまだ研究課程の中なのです。
「なぜこんな山の上に建てられたのか」
インカ帝国とマチュピチュが秘める謎はそれだけではありません。
多くの謎をはらむこの場所は、そこを訪れたものだけが体感できる
「神秘」の宝庫でもあるのです。


中南米・ラテン 旅の情報