驚くべきインカの誕生伝説!

前回は南米に存在したインカ帝国の領域がどれほどで
あったのかについてお話しました。
そして今回は、次の謎「インカが出現した時期」
と「インカの初代皇帝がクスコに都をきずいた伝説」
についての研究です。伝説は2種類あるので
どっちの料理ショーならぬどっちの伝説ショーで
あれこれ想像しながらお好みの説を決めてみて
ください!

南米にインカ帝国(Inca)ができたのはいつなの?

カパック

インカの民がアンデス地方に現れた時期は
13世紀から14世紀頃とされています。
しかし当時は南米ペルーの太平洋岸にチムー王国が
存在し、中央の高原部分にはルパカという国が
それぞれ栄えていました。ですので、インカ帝国が
アンデス地方で繁栄を見せるのはまだ先のことと
なりました。

後にインカの人々はクスコに都を築くことになるの
ですが、その部分についてのいきさつは以下の2
つの伝説が残されています。

インカ誕生伝説その1!

まずはあっさり簡潔な説から。
インカ王朝の創始者とされているカパックが
太陽神からの命を受け人々に教を広めながら
旅をし、最後にクスコの地に都を築き上げた
というわかりやすい伝説です。

インカ誕生伝説その2!

Manku_Qhapaq

Manku Qhapaq

もう1つの伝説は、4人の兄弟と4人の姉妹の
物語です。その兄弟姉妹たちはクスコ近くの
洞窟に住んでいたのですが、ビラコチャという
神様のお導きによりこの世界を支配するために
アイユと呼ばれる血族の群集をひきいて外界に
進出することになりました。しかし、その8人の
兄弟姉妹たちのなかで最後まで生き残ったのは
カパックひとりでした。そして、カパック(Manku Qhapaq)は
クスコに腰をすえて太陽神のための神殿を築き
インカ帝国をつくりあげたといいます。

まとめと個人的感想

クスコ inca

皆さんはどちらの伝説がお好みですか?
個人的にはその2が好みです。
沢山兄弟がいたっていうお話の方が
物語や想像が広がって面白いと思ったんです!

更に個人的に感じたことを言うと、
その1は人々に神の教えを説いたイエス・キリスト
のお話しで、その2はギリシア神話でゼウスが王位を
得たお話しにちょっとだけ似ているきがしました。
なんとなくなので深くつっこまれても困るのですが(笑)

ただ、どちらの説も最終的にはカパックが
インカ帝国の初代皇帝となる部分や神の
おぼしめしがあって行動している点は同じです。

こんな伝説を知ったら、クスコの街の観光が
より面白いものになりますね!クスコの街の
石畳の上を歩き、石組みの壁を眺めながら
伝説のことを思い出してみましょう。

おまけ情報

インカ出現の際既に同じく存在してた
チムー王国は金細工の技術でインカ文明の
さきがけになった国です。葬儀に使われた
という金色の仮面が有名で特徴的です。

photo:Ahron de Leeuw Luke RedmondGeraint Rowland


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