クスコの穴場観光スポット「マラス塩田」まとめ

人の命を支える最も重要な要素のひとつが「塩」です。
アンデス高地に広がる広大なマラス塩田では
上質な塩がとれ、その塩田の興味深い美しさに魅了され
観光客も年々増えている人気スポットです。
よりコアにペルーの大地を観光したい方に
オススメのマラス塩田の情報をご紹介します。
ガイドブックなどに記載されている名称は英語で
The Maras Salt Mineとなっている場合もあります。

 

マラス村とマラス塩田(Salinas de Maras)

南米ペルーのクスコから車で約1時間30分ほどの場所にある
マラス村は標高3000メートルの高地に存在します。
そのマラス村には、なんとプレインカ時代から
ずっと絶えることなく湧き続けている天然塩水の
温泉があるのです。その天然塩水により今も手作りで
塩が作られており、マラスの谷にはおよそ4000にも
のぼる数の棚田が広がっています。

 

塩田のしくみ

マラス塩田 peru

マラスの塩田で塩が作られるのは4月~9月の間だけです。
太陽熱によりためておいた塩水の水分が蒸発すると
塩の結晶が表れます。乾季には、塩田を覆い尽くす
塩の結晶で山の斜面が真っ白に彩られます。
棚田のふちは石で区切られています。
全てが自然物で作り上げられた塩田です。

日本で近いものを考えると、田んぼがそれに
当たるように思えます。田んぼに水を張るように
塩田の棚田には水が張られそこから塩ができるのです。
見学の際、水の表面を良く見ると塩が浮き出ている
様子がわかります。

更に詳しく:塩ができるしくみ

岩塩は、地殻変動により海水が地上に閉じ込められ
数億から数千年のときを経て末結晶化したものです。
地上に閉じ込められた海水は、やがて塩の湖となります。
雨量の少ない地域だと、水分は徐々になくなっていき、
その塩湖は海水より濃い塩分になるのです。
更に水分の蒸発が起こるとやがて塩が結晶化します。
最後には水が完全になくなりそこには一面の塩で
覆いつくされるのです。

 

マラス塩田の美しさ

maras

ウルバンバの美しい山間の一角が真っ白になっている
様子は遠くから眺めてもとても美しく趣があります。
塩田を近くで見学してみると、その不思議な光景に
少し圧倒されます。雪や氷の世界にも似たその
広大な場所の全てが塩なのです。

マチュピチュよりもこちらの景色が印象に残る
という観光客も少なくはありません。
マラス塩田への入場料は2ソルです。
日本円にしておよそ70円と結構お安くなっています。

マラスの塩の味は?どこで買えるの?

maras sal

マラスの塩はかつては代代インカ皇帝へ
献上されており「インカの白金」と称されていました。
当時もコロンビアなど遠い国からも噂をききつけ
仕入れに来ていたといいます。

現在も、ほのかな甘味とまろやかさがある
マラスの天然塩は非常に人気が高いです。
ミネラルを豊富に含み体にも良い塩とされています。
また、バスソルトとして利用する方も多いです。

塩田にある売店でも購入できますし、
クスコなどの街でも購入できる店がありますが
少しお高めになっています。
また、日本へも輸出されており日本のお店や
通販でも取り扱っているところがあります。

 

最後に

インカの歴史やその生き方にご興味
のある方はマラス塩田を訪れてみてはいかかでしょうか?
インカの時代から変わらない製法で受け継がれる
マラスの塩、ペルー土産のひとつに買って帰るのも
オススメです。


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